陶芸の道具について知る

陶芸教室に通っていると、陶芸で用いる様々な道具に出会うことになります。
陶芸の面白さは用いる道具によって作品の仕上がりがまるで異なるという点です。
自分の焼き物にオリジナリティを出したい、様々な表現方法で焼き物に装飾を加えたい。

そんな皆さんのために陶芸で使われる道具について解説していきます。

陶芸で用いる道具として忘れてはならないのがろくろです。
最近では電動で回るろくろも増えており、初心者でも扱いやすくなっています。
回転させて粘土の形を整えるという用法で使われるイメージが強いかもしれませんが、削り作業においては乾燥した器を固定するための台としても活躍します。
ろくろとセットで使われることが多いのがカメ板です。
ろくろの上で粘土を形成するのにつかわれる板で、作業を終えた粘土を乾燥させるときにも利用します。

タタラ作りと呼ばれる工程で用いられるのがタタラ板です。
2本1組のタタラ板は、粘土を板の間に置いてから糸を利用して粘土をスライスするための道具です。
同じ厚みの粘土を何度も作りたいときに重宝します。

粘土の形を整えた後の粘土の質感を変えるために用いられる道具としてはセーム皮が有名です。
こちらはコップにおける口をつける部分、いわゆる口縁を滑らかにする道具です。
皮で擦る作業を繰り返すことで、口に触れたときに馴染むような感触に変化します。

焼き物の表面に模様を付けう際には木櫛やハガタナといった道具を利用します。
粘土に刻み込む模様は描くというよりもきれいに削るイメージで粘土に向かうため、こういった道具が必要になるのです。
釉薬を塗り際にはひしゃくで焼き物全体に振りかけるひしゃく掛けという手法があります。

このときには名前の通りにひしゃくが活躍するのです。
釉薬を塗るときに使われるのはひしゃくだけではありません。
ペンキを塗るときのような刷毛を大胆に利用して、釉薬を塗り込むという手法も存在します。

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上絵付などの絵の具を塗り込む際には、陶芸専用の筆を用います。
陶芸用の筆の特徴としては、細かく繊細な絵に対応出来るように、細い毛をたっぷりと集めた穂先になっているという点です。
絵の具の濃度を変えたり、他の絵の具と混ぜ合わせたりする際には、乳鉢と乳棒が使われます。

こういった道具は焼き物を販売しているお店や陶芸教室に売られています。
ご自宅で陶芸をされるという人は、愛用の道具を揃えておくと良いでしょう。
陶芸教室によっては、道具の持ち込みを許可してくれる場合があります。

自分で使いやすい道具を見つけたという人は、陶芸教室の側に確認を取ってから甥に入りの道具を持ち込みましょう。